まさかの前期破水 緊急帝王切開 長男誕生 ~長い一日~




自分の記憶と、妻の記憶と、その場の話が混ざっています

まさかの破水!
朝五時に電話があり妻が破水したとの連絡。雨の中かかりつけの医院に駆け付ける。妻はウテメリン(張り止め・流、早産防止薬)を点滴している。意識ははっきりしているが気が動転してた様子。少し陣痛があるため点滴で抑えているが、定期的に軽い陣痛がくる。胎児は2000g前後で、未熟児と言われる。
両親は一階のロビーに。妻は分娩室兼OPE室に。実家では親に気を使って食事の用意や片付けをしてたらしい。
8:00私の両親と職場に連絡。
 妻は昨日もつわりで気持ち悪かったそうだ。現在35週。うちにいた時も夜中にたびたびうなっていた。
ここは未熟児の施設が完備されてないので大きい病院に転院することに。妻の両親は8時に一旦帰宅。入院用品を取りに行く。
隣からはヒーヒーフーの声が気になる。
9時55分救急車で市民病院に運びこまれる。子宮口が開いているとのことで、すぐ帝王切開することに。各種検査を受け、手術と生物由来物質使用同意書(輸血や血液製剤)を書き11:20オペに向かう。本人はお腹を痛がり、不安。麻酔は全身か下半身かは麻酔医の判断によるようだ。下半身の方が赤ちゃんへの影響が少ないとのことで希望は下半身と伝える。輸血もしたくないが、ここ数年帝王切開で輸血の例は無いとの事。予定では12時頃赤ちゃんが12時半に母親が戻ってくるそうだ。時間があるので、妻の母と食事に。
 12:10食事を終えて病棟に向かう。赤ちゃんが来るかもしれず緊張。すぐに 赤ちゃんに面会。12:02に誕生。元気だそうだ。小さい声で泣いている。全身真っ赤だ。想像してたより大きい。思わず涙が出て来る。安堵感からか。すでに妻には会わせたそうだ。妻は処置して麻酔が覚めて面会出来るまであと1時間かかるそうだ。
赤ちゃんは体重を量りに行く。2368kg。朝言われたより体重があり、ほっとする。後ほど小児科医から詳しい説明があるという。
13:20まだ妻が帰って来ない。心配である。13:35妻が手術室から戻って来る。胸から下が麻痺してて頭がぼーっとしていると言う。すぐ処置のため病院に行く。ひと安心。しかし、最初の話よりだいぶ遅くてはらはらした。
術前検査の様子
内診。子宮口が開き指がいっぽん入る。へその緒でも飛び出すと危険である。心電図。胸のレントゲンを撮る。耳たぶから血を取り出血状況を見る。採血。胎児の心音モニターと陣痛モニターを着ける。陣痛抑制剤を点滴。剃毛する。麻酔医に全身か下半身の説明があり、赤ちゃんの顔が見れるからと下半身に決める。身体を丸め背中か腰に二本うつ。手とお腹にアルコールを塗り感覚を確かめる。それまで寒くて仕方なかったが、麻酔が効いたら温かくなったという。何かあったら言って下さいと言われる。気持ち悪くなって来たら血圧が下がったらしく血圧を上げる薬をうってもらう。看護師さんが手を握ってくれていた。何人もスタッフがいて、安心して手術が受けられたという。
朝は、雨の中破水してどうなるのかと思ったと言っていた。母子共に無事で何より。
一休み
14時半位に妻の実家へ行く。母を送るのと時計や前あきシャツ等妻のリクエストを取るために。必要な物を見つけると一休み。15:45に病院へ戻る。16:00病室に行く。微熱が出てきた36.9。痛み止め注射を打った。手術中は麻酔していたが、お腹が引っ張られるように痛かった。産まれた赤ちゃんはタオルにくるまれすぐ対面できた。麻酔医がついていて痛みが無いか常に管理していた。手術室から出てもすぐに病室には行かずどこか(ICU?休養室?)で血圧や脈拍が安定するまで休んでいたらしい。頭が重い。16:32小児科からはまだ説明がない。最初どうにょうのくだが嫌だったが気にならなくなってきた。入院スケジュールの説明を受ける。手術前に書いた麻酔承諾書をもらう。「帝王切開術を受ける方へ患者様用クリニカルパス」という書類を受け取る。出生証明書を受け取る。手術直前に麻酔承諾書を書かせて、書かない人がいるのだろうか?
17:02吐き気を催しナースコールする。麻酔の影響らしい。吐かずにおさまる。
小児科
17:35小児科に呼ばれる。あまりに遅いのでドキドキしながら行く。未熟児室の保育器に入っている我が子とガラス越しに対面。やや小さいが点滴も、酸素吸入もしていない。頭が前後に長く、上を向けずに横を向いている。頭の形は治るのか?時々両手足を上に上げ、ぶるぶると振動させる。きっとあの動作で破水したのではないかと思ったりする。3日間小児科にいて異常がなければ母親のところに来れるそうだ。足に母親の氏名が書いてある。足の裏に血中酸素のセンサーがついている。今日は糖水をあげ明日からミルクをあげる。初乳をあげられるかと聞いたらしぼれればあげられるとのこと。心配なのは呼吸が浅くなる事とミルクを飲まないこと。今は異常なし。
17:47妻の点滴に抗生剤を追加。手術前も1g注射したそうだ。術後はブドウ糖を連続で点滴。
赤ちゃんは順調に行けば四日目に母親のベッドに来れる。最初体重が減りその後増え始めて母親退院時に2300gを越えていれば一緒に退出来る。そうでなければ一週間退院が伸びるという(赤ちゃんだけ2週間の入院)。
18:05妻が吐き気をもよおし受け皿を口元に持って行くが勢いがあり首の周りを濡らす。看護師を呼ぶと血圧を測り、お腹を見るという。服を着替えさせてもらう。
その間私は小児科に我が子に面会に行くが、ブラインドがおりていて面会は6時半から7時と言われる。6時半にいくがブラインドは下がったまま。10分待っても開かないので看護師に言うと開けてくれた。頭の形と、両手足のぶるぶるがどうも気になる。じっと我が子を見つめる。手足は細く、あばらが出ているが、胸は厚い。肉が付けばいい体格になるのではないかと思う。未熟児室には、他に三人いた。大きい子一人、同じくらいの子一人、ちょっと小さい子一人。どの子かの母親が来て、一緒にじっと見ている。
 18:45から5分置きに面会時間終了の放送がある。あちこちが出入り口や門が閉まると言う。7時少し前に妻に別れを告げ病室を去る。妻の不安そうな眼差しに胸が痛んだ。
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by genjirou0 | 2004-06-02 00:17 | 記述者夫
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